エヌアズユー

2012年8月 【水の色】

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世界のミネラルウォーターのボトルのデザインはおしゃれなものが多いですよね。
写真のペットボトルは「Hawaiian Springs Water」ホテルの部屋にサービスされたハワイの水です。日本のミネラルウォーターにはない「アクアグリーン」のボトルとラベルがとても綺麗で素敵です。

日本では「水色」をベースにしたものがほとんどですが、輸入物では「グリーン」「レッド」「ピンク」などをメインカラーにしたミネラルウォーターも多くあります。
お茶のペットボトルはどのメーカーも「緑色」「黄緑色」中心のデザイン。お茶の色にちなんでのことでしょう。
日本人は飲食物のパッケージがそのもの自体の色から外れることをあまり好まないようです。
いえ、最近ではずいぶん色んなカラーが採用されるようになりました…が、水のペットボトルは「水色」のラベルが圧倒的に多い。

でも、水って無色透明じゃない?
そもそも、水は透明なのにどうして「薄い青」のことを「水色」っていうの?
こんな疑問を持ったことがある方もいるのではないでしょうか。

海、川、湖などが青く見えるのは空の色が映っているから、と思っている方も多いかもしれません。
確かに空の青色が水面に反射することも多少影響しているでしょう。
でも、白いバスタブや室内プールに張った水も、青く見えますよね。
そうです、水って青いんです。
水は光に含まれた「赤橙黄緑青藍紫」のうち、赤〜黄付近の光を吸収してしまうので、私たちは水中の微粒子や微生物などによって散乱された青付近の色光のみを見ることになります。

「水色」は水の豊かな日本で平安時代から使われている色名で「水の青さ」に由来しています。
一方、英語で水に関連した色名はたくさんあります。
「アクア」「アクアブルー」「アクアグリーン」
「ウォーターブルー」「ウォーターグリーン」
「シーブルー」「シーグリーン」「オーシャングリーン」
「ファウンテンブルー」「ナイルブルー」 など
英語では「水の色」として青系と緑系の色名が数々ありますが、和名で「水の色」を指す緑系の色は見当たらないことからも、日本では「水は青い=水色」とのイメージが根強いことがわかります。

…ハワイの海の色を見れば、このペットボトルの色も納得ですね。

【おまけ】Waikiki(ワイキキ)とはハワイ語で「噴き出す水」のこと。
(2012/08/23)